"未来の食のお土産" report
vol.1 event
食の未来をテーマにしたグリーティングイベントであった第1回目では、参加企業/ならびに新潟の食の企業様ご協力のもと、食の未来を考えるきっかけとなるよう食の未来をテーマにしたお土産や体験を提供しました。お土産や、デモで食の新たな体験をご覧ください。
うなぎの蒲焼風
かまぼこ
「うなる美味しさ!
うな次郎」
-一正蒲鉾株式会社-
うなぎの蒲焼風かまぼこ「うなる美味しさ!うな次郎」を登壇企業の方々にお持ち帰りいただきました!
かまぼこの製造技術を用い、魚のすり身をうなぎの食感や見た目に近づけたこの商品。公式HPでは、稀少で価格が高騰している本物のうなぎを料理に使うのはちょっとという方もチャレンジしやすい、「うな次郎」を使用した新しいうなぎ料理のレシピが公開されています。
詳しくはこちらからご覧いただけます。
https://www.ichimasa.co.jp/products/unajiro/
一正蒲鉾株式会社は「うなる美味しさ!うな次郎」のような新商品の開発に力を入れ、2045年までに食にまつわる技術を追求し食の未来のために情報を発信する「食品バイオ企業」を目指しているそうです。
<会社紹介>
1965年の創業から、当社グループの主力事業として水産練製品の製造・販売を行ってきました。培った技術により、今では惣菜も含め様々な新しい商品を開発し続けています。安全・安心を 基本としたものづくりは今も変わらず受け継がれ、お客さまの食卓においしさをお届けします。
日本酒AI診断
定期便サービス
「Sakeai Box」
-株式会社サケアイ-
好みに合った3種類の日本酒をAIが診断し、定期配送するサービス「Sakeai Box」。
本イベントでは公式リリース前に先行発表していただきました!
今回は、登壇企業様に専用ブースにてAI診断をご体験いただき、
日本酒3種をプレゼント。
アプリ内で好きな食べ物や香りに関する質問に答えていくと、フルーティー/さわやかさ/コク/熟練度の観点から自分の好みの傾向を詳しく知ることができます。日本酒のプロからのコメントもあり、お店で日本酒を選ぶ際にも役立ちます。
種類選びや用語が難しい日本酒選びをサポートするサービスを広め、お酒の魅力を一人でも多くの人に届けたいとの想いで開発されているサービス。
詳しくはこちらからご覧いただけます。
https://sakeai.co.jp/subscription/
-株式会社サケアイ-
<会社紹介>
スマートフォン向け日本酒の記録購入サービスアプリの開発・運営。飲んだ日本酒を記録すると、AIがおすすめの日本酒を提案してくれる。2020年9月「道の駅 ながおか花火館」に店舗で使用できる、おすすめ日本酒診断AIシステムを設置。2020年12月Z Venture Capital株式会社、East Ventures株式会社からシードラウンドでの資金調達を実施。
お米を原料とした
プラスチック
「ライスレジン製」のお箸
-株式会社バイオマスレジン
マーケティング-
お米由来のプラスチックを混ぜ合わせた「ライスレジン」でつくられたお箸を登壇企業
の方々にお持ち帰りいただきました!
原料のお米は、精米時に出た破砕米や古いお米などの非食用のものが使われております。「ライスレジン」は石油系プラスチックの代わりに非食用のお米を最大70%使用することができるため、CO2の排出を大きく削減することができるとともに、フードロス削減にもつながる原料です。
全国の市町村で1番広い田んぼの面積をもつ新潟市ならではの、食事を彩るツールとしてライスレジンの箸をぜひご検討ください。
ライスレジンが使用されている製品は、カトラリーやストロー、おままごとセットなどおよそ800アイテムございます。
詳しくはこちらからご覧いただけます。
https://biomassresin.official.ec/
-株式会社バイオマスレジンマーケティング-
<会社紹介>
ライスレジンを素材とした、ごみ袋やレジ袋などの袋、クリアファイルや箸やスプーン等のカトラリー、歯ブラシやクシなどのアメニティーなどの製造・販売を主軸として、企業間連携の共創による各種プロジェクト運営、広報活動、商品開発を行う。
〜"いただきますの心"
と"原始的な行為"が
失われぬよう
願いを込めて〜
-蕎麦佳肴 五常×一正蒲鉾-
本イベントのテーマである「食の未来」をイメージしたお料理を登壇企業の方々にお持ち帰りいただきました!
お料理をご提供いただいた蕎麦佳肴 五常 金子真太郎様からのメッセージをご紹介させていただきます。
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お土産をご用意させて頂きました、料理人の金子真太郎と申します。私は新潟駅南口で蕎麦佳肴五常という料理店を営んでおります。ご縁がありこの機会を頂き、簡単に言うと近いけど遠い、そんな本日のテーマに興味と危機感を持ち、お受けさせて頂いた次第です。
お話を頂いてから私なりに未来の食について調べ、考えましたが、国ごとで問題や文化が違うこと、未来という不確定要素が多い領域、さらに10年後、30年後、100年後どこに視点を置くかなど情報と思考の沼に嵌ってしまいました。
常に食に携わる者としてまだこの段階なのであれば、という思いで原点に返り、お作りしたのが本日の品です。
料理名は【 畑 〜"いただきますの心"と"原始的な行為"が失われぬよう願いを込めて〜】
12種のマイクロ野菜を、一正蒲鉾株式会社様「ネクストシーフード うに風味」を使用したバーニャカウダソースでお召し上がり頂きます。烏賊墨やトマトピューレなどを使用し土に見立てたパン粉は、刻んだローズマリーと塩を合わせ鶏肉や白身魚のパン粉焼きなどに、残すことなくお使い頂けます。
人類は古くから採取、調理、食すという行為でも心を満たしてきました。しかし、食事ではなく何かを生きるために摂取し、何を口にしているのか分からないというような、食べることが作業になる未来の可能性に危機感を抱きました。
私たちがもつ頂きますの心。それは食材が育ち、採取、調理、食すという原始的な行為と、食材への感謝から成る想いです。どのような未来であれ、この心を失っては更に見失われる根源のようなものがあると考えています。
私はこの大切な心を未来へ繋ぐ担い手として、料理人の活動を続けていきたいと思います。
蕎麦佳肴 五常
金子真太郎
<店舗紹介>
新潟駅南口徒歩圏内の店舗にて、日本料理と手打十割蕎麦を提供。「おいしい」「幸せ」「縁」を広げる妥協のない食材と料理を届ける。